従来の治療
(保存療法・手術)

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保存療法

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    保存療法は、手術をおこなわずに、症状の改善や緩和を目指す治療方法です。具体的には、装具療法、お薬の服用やヒアルロン酸注射による薬物療法、リハビリテーションなどがあります。

保存療法の治療の種類

装具療法

膝を安定させて負担を減らすサポーターや、軟骨のすり減りを抑制してO脚を矯正するインソール(足底版)を、日常で使用することで改善していきます。

薬物療法

外用薬

痛みや炎症を抑える、非ステロイド性抗炎症剤が入った軟膏・クリーム・ゲルなどの塗り薬や湿布を使用します。

内服薬

外用薬では対応できない強い痛みがある場合、ロキソプロフェンやインドメタシンなどの痛みや炎症を抑える非ステロイド性の消炎鎮痛薬を服用します。

毎日のように長期間の服用を続けると胃腸障害などの副作用が起こるおそれがあるため、痛みが軽くなったら、軟膏や湿布を使います。

注射治療
ヒアルロン酸

加齢や変形性膝関節症によって、関節内の軟骨の栄養であり保護剤でもある「滑液」は作りづらく、減りやすい状態となっていきます。そのため、滑液の主成分ヒアルロン酸ナトリウムを関節に注射して補います。

関節にヒアルロン酸を直接投与することで、炎症を抑える作用が期待でき、痛みの軽減につながります。

初期治療として、週3~5回ほど注射することで効果が出てきます。その後、状態に応じて数週間〜1カ月に1回、注射を継続することも可能です。

ステロイド剤

副腎皮質ステロイドは、関節に水が溜まったことによる炎症や痛みに効果の高い薬剤です。

効果が高い分、副作用として軟骨や骨をもろくしてしまうことがあります。そのため、ステロイドを注入して改善しても、また炎症をくり返すようなときは、再生医療などを検討することになります。

再生医療については「PRP療法」のページをご覧ください。

理学療法(リハビリテーション)

理学療法(リハビリテーション)

理学療法は、物理療法や運動療法などによっておこなう治療補法です。リハビリテーションともいいます。

物理療法

物理的な刺激によって、患部の機能を活性化します。温熱・電流・電磁波・低周波などを利用する治療法です。

温熱療法と寒冷療法があります。赤外線・低周波・レーザーなどを用いて膝を温め、血行をよくすることで痛みを和らげるのが、温熱療法です。また、冷湿布などで膝を冷やして痛みを和らげるのが、寒冷療法です。

運動療法

患部を運動・訓練することによって、機能回復を図る方法です。変形性膝関節症は炎症や痛みに配慮しながら、無理のないトレーニングをおこなうことが大切です。

適切に器具を用いながら、疾患や患者さまの状態に応じて、次のようなトレーニング指導をします。

  • 太もも裏の内側の筋肉強化
  • 太ももの前の筋肉強化
  • 膝関節の可動練習
  • 膝関節のねじれや歪み調整 など

 

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