再生医療①
(PRP療法)

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再生医療とは

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    再生医療は、患者さま自身の血液や死亡由来幹細胞を患部に注入することで、損傷した組織や機能を、修復・再生する医療法です。

    患者さまから細胞を採取し、培養し、損傷部位に注入すると、自然な回復力を使った修復を目指すことができます。

    たとえば、すり傷ができてしまっても、放っておけば数日で治ってくるというような治癒の力を、人為的に引き起こすようなイメージです。

    変形性膝関節症では、膝関節に注射をするだけであるため、大きな麻酔や入院は必要ありません。

    再生医療には、厳しい安全基準が設けられています。厚生労働省が定める「再生医療等の安全性の確保等に関する法律(再生医療法)」のもと、認可を受けた医療施設だけが実施可能です。

PRP療法とは

PRP療法とは

PRP(Platelet Rich Plasma)療法は、多血小板血漿療法ともいい、患者さま自身の血液中に含まれる血小板を利用して、患部の治癒を目指す再生医療です。

変形性膝関節症の場合は、まず腕から採血をします。採取した血液を専用の遠心分離機にかけてPRP組織を抽出したあと、膝に注射します。

PRP組織とは、血小板濃度を通常の血液の約3~7倍に濃縮したものです。

血小板には、体の組織を修復する力があります。たとえば、けがをしたときに血を固める働きやかさぶたを作る働きをしています。

また、血小板が放出する成長因子は、血管を形成したり、細胞を増殖させたりするのに役立ちます。

それらの成長因子によって、修復機能を高め、患者さまが本来持っている力による自然治癒を促進するのが、PRP療法なのです。

PRP療法の特徴・効果

PRP療法の特徴

  • 自分の血液を活用する
  • 自己治癒力を引き出す治療方法
  • 手術ではなく注射でおこなう治療方法
  • 鎮痛効果が高く、炎症や痛みの大幅な軽減が期待できる

PRP療法で期待できる効果

  • 痛み止めが効かない場合の痛みが軽減する
  • ヒアルロン酸注射で軽減しない症状が改善する
  • 膝の可動域が広がる
  • 日常生活の動作がラクになる
  • 運動機能が回復する

※すべての方に効果を保証できるわけではありません。

PRP療法のメリット・デメリット

メリット

  • 痛み止めやがヒアルロン酸注射で軽減しない痛みに効果がある
  • 慢性的な膝の痛みにも効果がある
  • 自己血液を利用するため、アレルギー反応や感染症のリスクが低い
  • これまで、重い副作用が認められていない
  • 採血と注射で完了するため、日帰りで治療できる
  • 年齢の上限制限がない
  • 治療痕が残りにくい
  • 何度でも治療ができる

デメリット

  • 自由診療であるため、保険適用外(10割負担)
  • 患者さまによって、効果の出方にばらつきがある
  • 治療後に痛み、腫れ、熱感を伴うケースがある
  • 体の状態によって、受けられないこともある
  • 膝の変形は矯正できない
  • 必ず治療効果が出るわけではない(除痛効果は60〜70%とされる)

 

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0798-44-6118

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